オブジェクト指向型言語…
お耳を拝借vol.6前回、オブジェクト指向という概念について解説しました。
今回は、オブジェクト指向を原則としている「オブジェクト指向型言語」という
プログラミング言語について解説します。
代表的なオブジェクト指向型プログラミング言語 | |
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Java | 【ジャバ】 |
Python | 【パイソン】 |
Ruby | 【ルビー】 |
PHP | 【ピー・エイチ・ピー】 |
C# | 【シーシャープ】 |
VisualBasic | 【ビジュアルベーシック】 |
Swift | 【スイフト】 |
JavaScript | 【ジャバスクリプト】 |
C++ | 【シープラスプラス】(略してシープラプラとも) |
このうち、当社でよく使う言語は
Java、C#、PHP、JavaScriptです。
主な特徴としては「クラス」「メソッド」という概念があります。
しれっと「クラス」「メソッド」と言ってみましたが、
「クラス」「メソッド(関数/サブルーチン)」、「プロパティ」等の理解は、オブジェクト指向型言語を解説する上で切っても切り離せないものです。
よく比較される手続き型指向
手続き型言語の代表的な言語 | |
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C言語 | 【シー言語】 |
COBOL | 【コボル】 |
Perl | 【パール】 |
※広義ではオブジェクト指向型言語も手続き型言語に含まれるとされますが、ここではオブジェクト指向型言語は非手続き型言語と定義します。また、C言語やPerlはオブジェクト指向型のプログラミングも可能ですが、ここでは手続き型言語と定義します。 |
手続き型言語とは…
ー例えばー
・処理A
・処理B
・処理C
という順番でプログラムを書いたとします。
手続き型言語の場合、処理A→処理B→処理Cと順番に実行されます。
基本的にはプログラミングというのは上から順に書いていき、
その順番に従って処理が実行されますが、
この原理に沿っているのが手続き型言語です。
オブジェクト指向型言語とは…
手続き型言語とは異なり、
オブジェクト指向型言語の場合は
処理D→処理C→処理A→処理B→処理Aのように処理を
実行することが可能です。
オブジェクト指向には
「継承」、
「カプセル化」、
「ポリモーフィズム」という3大要素があります。
(ちなみに私は上記が3大要素と呼ばれていることを知りませんでした…)
上記の3大要素や「クラス」、「メソッド」等がどのようなものかについては、次回以降にまたくわしく解説していきたいと思います。