オブジェクト指向とは?…
お耳を拝借vol.5プログラミングの入り口に立つと必ず立ちはだかる
「オブジェクト指向」…
プログラミングに馴染みのない方であれば、初めて耳にする単語かもしれませんが、
プログラマーにとって”オブジェクト指向の理解”は必須です。
IT企業の面接に行った時、高確率で説明を求められますし、新入社員研修でも必ず勉強する内容になります。
本日はプログラミングにちょっと興味がある、
これからプログラマーを目指すという方に向けて、
オブジェクト指向についてお話ししていきたいと思います。
左図のとおり「ユーザー情報」というオブジェクトを用意します。
「ユーザー情報」オブジェクトには
ユーザーの名前や住所等を格納しています。
箱に情報を入れておくイメージかな…
左図の通り「情報取得」というオブジェクトを用意します。
「情報取得」オブジェクトには「ユーザー情報」から名前や住所等を取得するための処理を定義しています。
【ユーザ情報】
名 前:フレクショナル ワン太郎
職 業:プログラマー
都道府県:東京都
住 所:立川市富士見町1丁目
番 地:34-1
建 物:天野ビル402
電 話:042-508-2808
東京都
立川市富士見町1丁目
34-1
天野ビル402
箱の中から必要なデータを取り出すイメージだね!
データを受け取った「住所取得処理」は、そのあとに
受け取ったデータを使ってさらに何らかの処理を行うのですが、
上記の図のような概念で設計やプログラミングをすることが
【オブジェクト指向】と言います。
オブジェクト指向を原則とするプログラミング言語を
【オブジェクト指向型言語】といい、
オブジェクト指向型言語におけるオブジェクトを構成するための概念として【クラス】、【メソッド】というものがあります。
その解説はまた次の機会で詳しくご説明していきます。